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バカ(Baka)あるいはバカースラ(Bakāsura, デーヴァナーガリー表記:बकासुर)は、インドの叙事詩『マハーバーラタ』に登場するラークシャサあるいはアスラの王。キルミーラ、アラーユダと兄弟。 現在はバングラディシュ国に位置するエーカチャクラー国(:en:Ekachakra)の支配者で、国土を外敵やブータ(鬼霊)などから守っていた。しかしその見返りとして人々に荷車1台分の穀物と、1頭の水牛と、それらを運ぶ1人の人身御供を定期的に要求した。 パーンダヴァとクンティーがカウラヴァの罠から逃れ、エーカチャクラーのとあるバラモンのもとに隠れ住んでいたとき、たまたまバラモンに人身御供の順番が回ってきて、家族ともども嘆いていた。理由を知ったクンティーはビーマに命じて彼らを助けるように言った。そこでビーマは身代わりとして食料を運び、バカの名を叫びながらそれを食らった。バカがやって来てビーマの行状を見て怒り、攻撃したが、ビーマは意に介さずに食べ続けた。そして食べ終わった後、格闘の末にバカを殺した。 ビーマはバカの残された家族に、二度と人間を殺さないように約束させた。こうしてエーカチャクラーのラークシャサは人間に親しい存在になったという。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バカ (インド神話)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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